事業内容

米軍工事

建設工事事業/ボンド保険取次事業

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当社の主力事業は、米軍基地内の建設各種工事における設計・工事施工・保守並びに、ボンド保険の取次事業です。

 

米軍基地内の(米軍が発注する業務や購入製品や資材)入札に参加する場合は、合衆国政府の承認を経た各入札参加資格(SAM)を取得することで、合衆国政府のウェブサイトで公開されている案件を対象に、全ての企業が入札に参加できます。
入札までのプロセスにおいては、入札対象毎に各仕様書に基づく準備を進めますが、SAM取得(初回のみ)から入札額の積算(見積り)、必要書類の手続き、資材の調達、施工基準において全て英文の米国方式で進められて行きます。

 

また、それらの入札に参加する際、入札時には入札総額の20%のボンド(履行保証金)が必要とされ、落札時には見積もり総額分のボンド金が必要となって行きます。(工事完了後、約2年間程度で返金されます)
そのように入札から落札に至る過程で、落札総額の100%のボンド金を要することで、資金効率の面や、米国方式における諸手続き、積算、資材調達等のハードルが高いことから、国内の建設関連工事業者にとって参入障壁の高い事業領域と言えました。

 

そしてそれらボンド負担を軽減させる解決策がボンド保険(履行保証保険)と言われるものですが、まず予め入札に向かう案件の見積もり総額分の保険枠の承認を保険代理店から得る必要があり、入札時点で入札予定総額の保険加入が可能であるという保証書を提出する必要があります。
また、案件によっては、その保険代理店が米国防総省の認定を受けた保険会社の代理店に限り有効とされている場合もあります。

 

ボンド保険を活用することによる入札参加は、落札出来ない場合でも返金がされない掛け捨て保険とはいえ、入札・落札併せて2%~8%程度で入札機会や落札を増やして行けることが出来れば、それらのコストは十分賄えるビジネス構造です。
特に米軍工事は、参入障壁が高い分、国内の一般公共入札と比べて競争率が低く利益率も確保されていると言われ、更に落札後の初月のみ月次の締めではありますが、2か月目以降は2週間単位の完成工事高による支払いとなり、キャッシュフロー的にも非常に魅力があります。

 

しかしながら、それらボンド保険を取次ぐ代理店は極めて希少で2016年まで日本の国内では1社も存在しませんでした。
保険自体は、主に外資系大手保険会社を経て国内大手保険会社でも取扱いはされているものの、米軍より認定を受けているボンド保険取次代理店は、日本国内においてありません。
また、取扱う保険大手の大半が外資系のため、各保険会社から日本国内の建設工事系事業者に割当てられるボンド保険枠も極めて少ないことも含め、日本国内の米軍基地工事でありながら、日本国内の建設工事系事業者がボンド保険枠を活用出来る機会が非常に少ない市場であると言えました。
結果的に、そのボンド保険枠を獲得しやすい外資系工事会社がその受注の多くも獲得してきているのです。

 

そのような市場において、2016年にボンド保険の米軍指定取次代理店世界日本国内に待望の代理店、PRTソリューションズ社が国内で初めて保険取次業務を開始しました。
しかし前述のとおり、国内の建設工事系事業者の多くは、それらハードルの高さによる保険枠を活用する機会も少ない状況も相まって、国内の建設関連事業者の多くはその効果を得られていない現状も事実でした。

 

「まずは基地負担率の高い沖縄県内から、そして全国へ向けて。」

 

そのような市場環境のもと当社は、米軍工事という市場に参入出来る環境を総合的に、かつ全国レベルで構築することの合意を以って、PRTソリューションズ社と共にそれらの障壁となる壁を取り払うための様々なソリューション事業を協業、協働を推進することを決め、PRT社との強固な戦略的業務提携を得ました。
2018年3月、当社はボンド保険を活用した建設工事受注への総合コンサルティング事業面において、事業の推進面を担い、契約推進面ではPRTソリューションズ社と役割分担をすることによって、保険販売代理業務における市場拡大・業容の拡大を図る役割を担うことで包括契約を締結。
当社は、それら合意を以て世界最大の保険会社、ロイズ・グループ社のボンド保険を担当するRKH Speciality社と、ボンド保険取次代理店としての契約を締結し、ボンド保険枠を受けることが出来るようになりました。

 

当社はそれら背景を以って、国内で初めて米国防総省認定を受けたボンド保険の取次代理店として、日本・アジア圏、またハワイ・アメリカにおける正規代理店としての立ち位置を確立、当社自体がボンド保険の取次枠を有し、かつ自社利用も可能とする事業者に成長して参りました。

 

更に、当社が保有する日本全土並びに全世界における米軍工事受注が可能な認可を経て、国内の各協力会社様に、米軍工事のみならず海外進出を支援することが可能となります。
そのように当社は、自社のみならず、日本国内の建設関連事業者の1社でも多くの事業者様に参入頂ける環境構築を推進する総合支援事業の確立が、当社の目指す「あるべき姿」です。

当社の総合ソリューション事業と構築ネットワーク

当社のサポート内容は、
(1) SAM取得における支援・コンサルティング業務
(2) 入札時の積算・施工想定支援・コンサルティング業務・書類作成
(3) プライム・コントラクター(元請事業者)獲得に向けた総合支援
  →自社領域外の協力会社の斡旋や協力・協業
(4) ボンド保険取次業務
(5) 当社の施工部門(協力会社)によるパートナーシップ連携
などで構成されています。

 

米軍工事をプライム・コントラクター(元請)として受注された事業者様に対し、パートナーシップ連携で工事完了までをご支援する協力会社ネットワークのご提供、また当社もJVとして参画して共同プライム・コントラクターとなり、協力会社様に工事案件を共有頂くスキーム、更にはそれら米軍工事における一連を手続き面から技能面に至るまで習得頂いた事業者様にプライム・コントラクターとしてご成長をサポートさせて頂く。

 

これらの総合支援事業により、当社を取り巻く日本全国の多くの事業者様に、米軍工事、また海外工事への市場参入を頂くことが当社の目指す「総合支援事業」であり、それら事業活動を通して社会的存在価値を高めて参ります。

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